在宅起業

ハンドメイド作家で稼ぐ方法

こんにちは、Keiです。

今日は女性に大人気のハンドメイド作家について。

このブログを読んでくださってる中にもハンドメイドを副業にしている人・したい人、いらっしゃいませんか?

女性だと、かなりの確率でいるんですよね。

で、結構稼ぐのに苦労している人が多いです。

私もアクセサリー作家やっていたので、その苦労も一通り経験済みです。

 

でも、やり方変えたら稼げるようになりました。

そこで今日は、ハンドメイド作家でも稼げる方法について。

これからハンドメイド作家を始めたいなと思っている人、

なかなか売上が上がらなくて困っている人の参考になれば嬉しいです。

目次

ハンドメイド作家を始めたきっかけ

私がアクセサリーのハンドメイドを始めたのは、稼ぐよりも本業のストレス発散でした。

当時はデザイン制作を本業にしていて、クライアントに振り回されストレスが溜まる日々。

(これは私のビジネス設計が悪かったので自分の責任なんですけどね。笑)

ある時、ふと参加したお花のワークショップが楽しくて没頭。

ストレスを忘れて無になる時間、いいなぁ。

じゃあ実用的なアクセサリー作ってみよう。

そんな感じで完全に趣味で始めてしまいました。

ですので、これで稼ごうという気は最初はなかったのです。

逆にいうと、最初から稼ぐことを目的にするならハンドメイド作家はやってないです。

ハンドメイド作家が稼げるとは到底思えないから。

その理由を次で説明します。

ハンドメイド作家が稼げない理由3つ

①売れる量に対して仕入れる量が多い

まずは仕入れの多さです。

アクセサリーをベースに書きますが、販売するにはまずパーツを仕入れる必要があります。

仕入れたからといって、すぐに全部使うわけではありません。

ピン、ワイヤー、チェーン、天然石などを大量に仕入れては、1セットに使う分量はごくわずか。

たくさん作って売ればいいのでは?

と思うかもしれませんが、売れなかったら在庫になるだけ。

もし、加工してしまったらそれらはもう使えません。

それであれば、少しだけ作って売れるか様子を見る。

売れ行きが良ければ増産し、売れ行きが悪ければデザインからやり直し。

なので在庫は増える一方ですし、売れ筋商品に当たるまで試行錯誤の繰り返しです。

売り上げが立つまでに仕入れの方が多くて仕事にならない、というのはあるあるかもしれません。

②可愛いの定義は人それぞれ

アクセサリー販売の難しさはここにあります。

可愛いデザイン、おしゃれなデザイン、大人っぽいデザインと聞いて、どんなイメージをしますか?

可愛い・・・お花?動物?それとも小さいサイズのこと?

おしゃれ・・・モードっぽいデザイン?大ぶりな形?ゴールド系?

大人っぽい・・・天然石一粒?パールが入ったもの?直線的なデザイン?

などなど「感覚的な価値観」は人によって異なります。

 

ですので、いくら自分が「これは可愛いから売れるだろう!」と思っても、その感覚がお客様の感覚とズレていたら売れません。

 

求められるものを作れば売れるけれど、自分は好きなデザインじゃない。

売り上げのために割り切ることが出来ればこのやり方が良いですが、多分これをする人は少ないです。

だったら他の仕事でもっと稼いだ方がいいですからね。

 

自分の作りたいものを売れば自分は満足だけど、売り上げには繋がらない。

多くの人はこのパターンで悩んでいるのではないでしょうか?

その場合は、無料でも欲しいと思う人がいるか聞いてみてください。

絶望的にセンスがない場合は、無料でも捌けません。

もし、気に入ってくれる人が多いのであれば、作品はよくても知られていない・アピールが足りない・価格設定が高すぎる、などが考えられます。

③ハンドメイドはライバルがとにかく多い

パーツを仕入れて、制作したら、次は販売です。

どこで商品を売っているでしょうか?

だいたい大きく分けるとこの3つかなと思いますが、どこで売っても競合だらけです。

①minne、creema 、メルカリなどの全国展開のプラットフォーム

②BASEなどの自社ネットショップ

③イベント出店や委託での実店舗販売

ではそれぞれの特徴について一つずつ見ていきます。

①minne、creema 、メルカリなどの全国展開のプラットフォーム

これらは登録している人も多いと思います。

minneは10代〜20代向けの年齢層が低めのユーザーが多いイメージです。

全体的に価格帯が安いので、高価なものだと売れにくいです。

私はここで500円のピアスが売れまくった時がありました。

きっかけは定かではありませんが、とにかく毎日注文がバンバン入りました。

しかし、売り上げは500円、梱包して発送して手数料引かれて材料費引いたら利益はどれだけでしょう。

疲れ果てて自分から販売中止しました。。。

 

ここから反省ですが、この時こうすれば良かった流れを書いておきます。

①売れる商品(フロントエンド商品)が作れたのだから、今は自分のページの訪問者が多い。

②次は少し上の金額で別商品を販売する。(クーポンなどをつけてリピート誘導するのもOK)

③これを繰り返してファンを獲得する

④高単価商品(バックエンド商品)を販売する

ファンが増えたら自分のショップに誘導しても良いですし、せっかく集客できたのに途中で辞めたのはすごく勿体無かったなーと今では思えます。

 

creema は30代〜40代のユーザーも多く、単価もグンと上がります。

しかし、最初から高単価だとなかなか売れません。

実績や販売点数が増えるにつれて値上げしていくほうが良いと思います。

creemaは人気作家さんがブランドを確立していることが多く、「あの人の作品は売れる」という傾向が強いです。

コットンパール2粒で3000円越えの商品が売れまくってるのを見たときは衝撃でした。。。

でもそういう方は写真のこだわりがすごいです。

世界観を統一して、まさにブランディングを重視しています。

ですので、いきなり同じような作品を作っても、ブランド力がなければ見向きもされません。

人で売れる分、ブランド力がつけば高単価でもバンバン売れていますが、その域に達するまで地道に続ける必要があります。

 

メルカリは価格重視ですので、minneよりも安くなる場合もあるかもしれませんが、イベントなどの在庫処分などで通常のプラットフォームと用途を分けるのも一つの手かなと思います。

以前、ワンちゃんのお洋服をメルカリでオーダーメイドで販売されている方が予約待ちで大人気でしたが、オリジナル商品やオーダー商品はメルカリのような買い叩くプラットフォームでも高単価で売れるようです。

②BASEなどの自社ネットショップ

プラットフォームに頼らず、自分のショップを持つこと。

ショップ開設は無料ですし、お客様に直接販売できるのでオススメです。

というか、必須です。

とはいえ、BASEでショップを作ったからといって簡単には売れません。

BASEまで誘導してもらう必要があります。

一番多いのはSNSとの連携です。

BASEはインスタグラムと連携できますので、インスタで商品をUP→BASEで販売するというパターンで集客している作家さんはとても多いです。

インスタで人気作家になって成功している方も結構います。

もちろん、その域に達するまでコツコツ作り続けて、ファンを増やしていく過程は必要です。

そうなるとある程度の高単価でも販売日に即完する作家さんもいます。

インスタの人気作家さんは、毎日商品づくりなどの制作過程をUPしています。

そして、期待感をお客様に抱かせたまま、「○ / ○に発売します!」と期間限定販売しています。

売る日数は限定的でも、毎日SNSでの投稿は欠かさない。

SNSで売るにはファンとのコミュニケーションが大事ですね。

③イベント出店や委託での実店舗販売

初心者の作家さんが一番多いのはこのパターンではないでしょうか?

最近はコロナでイベント開催も少ないですが、イベント出店から始める人も多いです。

私も参加したことありますが、ある時からパタリとやめました。

 

イベント出店は、コスパが悪い。

これに尽きます。

 

イベントに向けて作品を大量に作ります。

もし売れたら良いですが、反応が悪かったらどうしましょう?

一度加工して作ってしまったものは在庫になります。

お客様の傾向を知るには良いかもしれませんが、イベントに来るお客様は属性も様々。

どんなお客様に人気で、どんな価格帯だと買われやすくて、どんなデザインが不評か。

データを取りにくい。

イベント中は接客に追われてリサーチも出来ません。

 

さらに、ディスプレイやセッティングも重要。

ブランドの世界観を作らなければ、その他大勢の中に埋もれます。

資材の調達にもかなりコストが掛かります。

ネットであれば、ブランディングは写真に映るだけのスペースで良いものが、イベントになると大掛かりです。

確かにイベントだと売れるのですが、その分仕入れや資材にコストを要します。

さらにイベントで自分も出店者周りをしたりすると、あれ?これってプラマイゼロじゃ?

というパターンが多いです。

趣味でよければイベントもありですが、売り上げを求める場合はちょっと厳しいかな?と思います。

普段ネットでバンバン売れてる人が、POP UPで期間限定対面イベントします〜だと全然違います。

そこは稀少性が高いのでイベントをやる意味があります。

もし、そうではなく、ただ消耗しているだけであれば、別のやり方を考えるのをお勧めします。

ハンドメイド作家が稼ぐためにやるべき3つのこと

ここまで書いたら、ハンドメイド作家は絶望的じゃないか?

と思われる気がするのですが、そんなことはありません。

結局、売れずに辞めていく人が大半ですので続けた人には勝機があります。

これはハンドメイドに限ったことではありませんが。

 

ハンドメイド作家が稼げない理由を上記でお伝えしましたが、では逆にどうやったら稼げるのか?を挙げていきます。

①仕入れコストを下げる

仕入れが多くて、売り上げが立つまでに赤字が続いて辞めてしまうことを最初に書きました。

であれば、仕入れコストを下げましょう。

パーツはどこで買っていますか?

貴和製作所?パーツクラブ?

大手のパーツ屋さんは実店舗があって買いやすいですが、正直パーツ代は高いです。

1個売りなどの小ロット販売も多いので、割高なことが多いです。

個人で作って楽しむ分には無駄がなくて良いですが、仕入れるとなるとあまりオススメしません。

私がこういう大手で仕入れる場合は、今ではパーツ不足で緊急を要する時のみ。

以前は知らなかったので普通に大手で大量購入してましたよー・・・。

 

基本的にはパーツはネットで購入しています。

ネットでまとめ買いすると、パーツ1点あたりのコストが下がります。

すると、売値も安くできます。

販売価格ー仕入れ価格=利益

ですので、なるべく仕入れは下げたい。

仕入れが高くなると、販売価格を上げなければなりませんので、初心者が最初から高価格を売るのは難しいです。

初心者ほど安く仕入れて安く売り、地道にファンを増やしていきましょう。

私のオススメの仕入れ先を紹介します。

NETSEA(ネッシー)

ここは仕入れと卸の専門サイトです。

パーツ以外にもアパレルから雑貨まで幅広く取り扱っています。

18KGFや18KGPなどちょっといい素材も探せばあります。

ただし、ここは実店舗やネットショップを持っている人が登録できます。

もし、まだネットショップを持ってない人は、ささっとBASEなどで無料ショップを作ってから登録しましょう。

 

パンダホール

中国のパーツ専門店なのですが、こちらすごく質が良いのです。

実は最初、中国かぁ、と、ちょっと疑っていました。。。

 

しかし、とある売れっ子作家さんの使っているパーツが素敵で調べてみたところ、ここで購入していました。

日本ではなかなかないようなラグジュアリーなパーツが手に入ります。

 

私は天然石や淡水パールをメインに販売していたので、どうしても仕入れが高額になりがち。

さらには質にもこだわりたいので、妥協できず。

そんな私が一番仕入れているのがここです。

合計いくら買ったかわかりません。笑

 

上質なアクセサリーを作りたい方にはオススメです。

国際便は送料が高いので、頻繁に買わずにまとめて買うのをオススメします。

②自分のセンスよりもデータを重視する

可愛いや大人っぽいなどのワードは人によって様々です。

どんなデザインがヒットするのかは、作ってみないとわかりません。

そこで、自分が作りたいもの×売れるものをリサーチします。

まずはminneやcreemaで売れ筋商品を探ります。

特にアクセサリーの場合は、イベントや季節を意識すると良いです。

卒業・入学シーズン、母の日、桜、海、浴衣、紅葉、雪、など。

イベントやシーズンで需要のあるものを抑えつつ、売れ筋商品をチェックしつつ、自分が作りたいものを選んでいきます。

すると、結構な確率でヒットします。

 

例えば私は淡水パールを使ったデザインが好きなので、何か売れ筋商品はないかな?

と探していたところ、コインネックレスと淡水パールの2点セットが売れていることを発見。

早速作ってセット売りしたところ、10セットが即完売しました。

相場の値段よりも少し価格を下げることで優位に販売出来ます。

こうやって、最初は流行りや売れ筋に乗っかることで、購入者を増やしてファン化を広げていく方法は早く結果が出やすいと思います。

③販売ルートを増やす

最後は販売ルートを増やす、です。

どういうことかというと、店舗を沢山持ち認知を広げることです。

私が作家をメインにしていた時は、minne、creema、メルカリ、BASE、インスタ、facebook、ブログから販売していました。

どれか、一つに絞るのではなく、やれることは全部やる。

これに尽きます。

販売ルートが沢山ある方が、お客様の目につきます。

どこで売り上げが立つかはわかりませんので、出来るだけ多くの場所で販売することをお勧めします。

管理が大変そう、、、と思うかもしれませんが、反響がないのは徐々に削減していけば良いと思います。

自分の作品がどこで売れるのか?というのはやってみなきゃわかりません。

売りたいならなりふり構わずどこでも売る。

行動量は結果に繋がります。

私が稼いだもうひとつの方法

しかしながら、私がハンドメイド作家として稼いだ方法はもうひとつあります。

それは、ワークショップです。

沢山の在庫を仕入れ、自分一人で作り続けることがきつくなって来た時、ワークショップを始めました。

材料はこちらで全部準備し、参加者さんに作り方を教えながらテーマの作品を作ってもらうのです。

女性はハンドメイドが好きな方が多いので、ワークショップは人気があります。

冒頭でも書きましたが、少しだけ作りたい人にとっては、パーツを全部揃えるのは無駄も多く割高になります。

そこで、作家のように沢山仕入れている人がパーツを提供してあげたら、参加者は無駄なく作品作りができます。

作家としても、パーツが捌けますし、レッスンになることで作って売る以上の儲けが出る場合もあります。

 

私は資材が好きで常に沢山パーツを持っていたので、ワークショップの開催は需要と供給がマッチし、効果的でした。

アクセサリー講座などにして、教材なども作って教えてあげると、もっと単価も挙げられます。

作家という、制作&販売のみの形態にこだわるのではなく、どうやったら単価を上げられるか?ということを意識すると、売り上げは大きく上がります。

 

私がハンドメイド作家を今していない理由

それは、他にもっと稼げる仕事があるからです。

ものすごく高い熱量を持って始めたわけでもなく、ハンドメイドで一生食ってく!

という決意もなかったので、私は他に稼げる方法を探しました。

結果的に、占星術(在庫なし、無形サービス)や投資などをしているので、それらと比較すると、仕入れが必要な有形サービスのハンドメイド作家の優先順位が低かったのです。

しかし、最後にお伝えしたワークショップは続けています。

資材は沢山ありますし、作り続けることは大変なので私には不向きですが、やはり講座やワークショップは普段からやっていることなので好きなのです。

自分に合った方法で稼げるようになると、楽しく没頭できますね。

やっぱりやる以上は稼げないと、好きなことでも嫌になりますから。

まとめ

ハンドメイド作家が稼げない理由3つ

  1. 売れる量に対して仕入れる量が多い
  2. 可愛いの定義は人それぞれ
  3. ハンドメイドはライバルがとにかく多い

 

それに対する対策は以下の通り。

 

ハンドメイド作家が稼ぐための方法3つ+もうひとつの方法

  1. 仕入れコストを下げる
  2. 自分のセンスよりもデータを重視する
  3. 販売ルートを増やす
    <さらにもうひとつ>
  4. ワークショップや講座で単価UP

以上、私の経験と実績からまとめてみました。

参考になれば幸いです。

それでは。

  • この記事を書いた人

Kei

Kei/39歳独身フリーランス女子/資産運用1000万/小さい頃から皮膚科が友達。長年のお肌弱々&アレルギー体質。20代から漢方内科に通院。20代で不眠症、自律神経失調症に。38歳で喘息を発症。このままじゃ薬漬けだと思い一念発起。メガビタミンに出会い、体質改善真っ最中。毎月iherbで買い物するヘビーユーザー。40代の美容と健康、そしておひとりさま女子の資産構築について。*Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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