こんにちは、Keikoです。
今日は、初心に返ってそもそもの話を書こうと思います。。
そうなんです。
そもそも大前提として、全く知らない人も多いですよね。
CMは最近よく見かけるようになったけど、テレビで特集されることもないし、調べたい人は自分で調べてね。
それが、仮想通貨。(主観です)
ですので、今日は仮想通貨(厳密には暗号通貨なんですが、仮想通貨の方が分かりやすいのでそう書きます)のそもそもの話から説明したいと思います。
何も知らない、超初心者さん向けですので、知ってる方はスルーしてくださいね。
それでは、本題です。
目次
仮想通貨(暗号通貨)とは?
仮想通貨(暗号資産)とは、電子データのみで取引される通貨のことです。
日銀の定義では、こう書かれています。
仮想通貨とは?
- 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
- 電子的に記録され、移転できる
- 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
仮想通貨(暗号通貨)は、ブロックチェーンという技術によってセキュリティが守られています。
ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは、取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖(チェーン)のようにつなげ、取引データをネットワークに参加している者同士が共有し、監視し合うことで、不正な改ざんを困難にし、取り引きの透明性を確保する技術のこと。(ブロックとは単位。)
うーん、言葉にすると難しいのですが。。。
しかし、このブロックチェーンという画期的な技術によって、通常は通貨などを扱う場合は銀行などの公的機関が中立に扱う必要があるものを、個人間でのトレードを成り立たせているわけです。
暗号通貨の選び方
では、暗号通貨はどのようにして選んだらよいのでしょう?
暗号通貨の4つのポイント
暗号通貨を選ぶ際には、以下の4つのポイントをチェックすると良いと思います。
4つのポイント
- 信頼性
- 流動性
- 時価総額
- 将来性
信頼性とは?
暗号通貨は、有名なビットコインやほとんど知られてない草コインと呼ばれるようなものまで数千種類はあると言われています。
流動性とは?
流動性=現金への換金のしやすさのこと。
流動性が低いと、暴落や高騰などで適正価格が保たれずに予測が難しくなります。
活発に取引されている通貨を選ぶことがポイントです。
時価総額とは?
時価総額=暗号資産(仮想通貨)の市場価格×暗号資産(仮想通貨)の発行数です。
これで、その通貨の市場の規模がわかります。
※2022年2月23日時点
※出典:CoinMarketCap
1位のビットコインが2位のイーサリアムの約3倍近い時価総額ですので、いかにビットコインの流通が多いかがわかります。
将来性とは?
最後に将来性ですが、これは大きく3つのポイントから判断できます。
- 時価総額
- 活動
- 資本提携
まず、①時価総額は前述の通り。
ビットコインやイーサリアムが圧倒的ですが、トップ10以内の通貨であればまず安心かな、と思います。
次に、②活動ですが、各仮想通貨はそれぞれ目的があって活動しています。
ビットコインは決済手段として、イーサリアムはプラットフォームとして、など。
活動が活発に行われているものであれば、今後も発展していくでしょうし、何も目的のないものは曖昧なのでちょっと危険です。
最後に③資本提携です。
これは日本だけでなく、海外での動きも注目した方が良いでしょう。
例えば、SBIホールディングスはリップルの株を10%保有し、トヨタ自動車や三菱東京UFJはイーサリアムの企業連盟に加盟しています。
ビットコインは決済手段として、日本ではビットコインモールやDMM.com、Touch mallなどの通信販売店で利用できますし、実店舗ではビックカメラやコジマなど家電量販店で利用可能です。
海外ではケンタッキーフライドチキン、バーガーキング、スターバックス、ピザハットなどファーストフードでも利用できるようになっています。
最近では、PayPalがイギリスで売買サービスを提供し始めています。
対象銘柄はビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・ビットコインキャッシュの4銘柄で、仮想通貨の売買と保有が可能です。
では、次はいよいよ個別のコインの特徴について見ていきます。
仮想通貨は何がいい?オススメの仮想通貨5選を紹介
ここからは、初心者さんにオススメの仮想通貨を5つピックアップして紹介していきます。
BTC/ビットコイン
まずはビットコインです。
圧倒的に高い時価総額を持ち、ビットコインだけは知っている人も多いのではないでしょうか?
ビットコインは「サトシ・ナカモト」を名乗る人物が公開した論文を基に、2009年から運用が開始されました。
※正体は分かっていませんが、創始者は天才プログラマーのとある日本人なのでは?とも言われています。
仮想通貨の中では最も歴史が長く、有名なコインです。
世界で初めてブロックチェーン技術を用いて作られた通貨で、円やドルなどの法定通貨のように中央銀行を介さず、送金や決済をすることができます。
2010年、初めてビットコインが決済に利用された当時の価値は1BTC=約4円でした。
しかし、2017年には1BTC=100万円を超え、一時期は800万くらいまで高騰し、現在は400万を推移しています。
前述の通り、最近ではビットコインを決済に使えるサービスや店舗も増え、通貨としての役割を果たしています。
ETH/イーサリアム
ランキングにもあったように、イーサリアムの時価総額はビットコインに次ぐ世界2位です。
ビットコインとイーサリアムは、他の仮想通貨と比べても別格ですね。
イーサリアムの最大の特徴が「スマートコントラクト」機能を備えた通貨です、
スマートコントラクトとは、設定されたルールに従い、取引の情報をブロックチェーンで自動的に管理し、より複雑な取引や契約を可能にしています。
イーサリアムはスマートコントラクトを構築するためのプラットフォームの名称です。
プラットフォーム内で使える通貨として「Ether(イーサ)」が用いられていますが、一般的にはプラットフォームと通貨のどちらもイーサリアムとして普及しています。
BNB/バイナンスコイン
時価総額ランキング4位ながら聞いたことがない人も多いかもしれないのが、バイナンスコインです。
(※BNBとUSDTは拮抗しています。記事を書いた時点ではBNBが3位でしたのでこの順で掲載しています。)
バイナンスコインは世界最大の仮想通貨取引所である「バイナンス」が発行するトークンで、バイナンスで利用することを想定して作られた通貨です。
バイナンスコインを持っていることで、バイナンスの取引手数料が割引されるなどのメリットがあります。
バイナンスでの取引でわずかに残った通貨をバイナンスコインに両替することも可能なので、少額の通貨をバイナンスコインにまとめることが可能です。
バイナンスは金融庁の事業者登録を受けておらず、バイナンスコインを日本国内の取引所では取引することができません。
バイナンスコインを買いたい場合は、バイナンスで口座を開く必要があります。
USDT/テザー
テザーは、アメリカドルと連動した「ステーブルコイン」です。
ステーブルコインとは、安定した価格を実現するように設計された通貨のことです。
これまで紹介してきた他の仮想通貨とは異なる特徴を持つ通貨です。
テザーは、1アメリカドル=約1USDTになるように固定されています。
仮想通貨といえば、変動が激しく価格が安定しないもの、、、というイメージを持たれている人も多いと思います。
しかしテザーは、価格の安定した法定通貨(アメリカドル)に連動しているため安定性が高く、基軸通貨として用いられています。
ビットコインやイーサリアムなどのような高騰は見込めないものの、安定した運用ができる点がメリットです。
XRP/リップル
最後に紹介するのがリップルです。
現在の時価総額ランキングでは、6位とそれほど上位ではないのですが、日本人に人気の仮想通貨です。
リップルは送金スピードの速さと処理コストの安さが特徴の仮想通貨です。
ビットコインは決済時の処理速度の遅さが欠点とされています。
リップルは国際送金に特化してビットコインの欠点を補う性能を持つ通貨として注目を集めています。
リップルといえば、2020年12月にアメリカ証券取引委員会(SEC)から提訴されており、判決の結果にも多くの投資家が注目しています。
「アメリカ国内で未登録のリップルを販売したことが米証券法に違反している」という訴訟内容に対し、リップルは「販売は広く海外でも行われているため、アメリカ国内での違反とはならない」として争っています。
最後に
今日は仮想通貨を全く知らない初心者の方に向けて、仮想通貨とは?をご紹介しました。
知らない世界のこと、と、思っていた人も多いと思います。
しかし、世界中で決済などに導入されていたり、大手の企業と資本提携をしていたり。
急速に私たちの日常に浸透してきています。
一番歴史のあるビットコインの運用が始まったのが、2009年です。
仮想通貨が始まって、わずか10年ちょっとです。
10年ちょっとで、ここまで急拡大しています。
まだまだこれからの将来性というものを感じます。
少しでも興味を持った方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
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それでは。